移ろいゆく季節を感じながら、四季折々の草花を使ったフラワーデザインを制作しています。
フラワーデザインの勉強は英国式フラワーアレンジメントの師匠に学ぶところからスタートいたしました。大学生の頃です。日本と同じく繊細な技術でお庭をつくり、四季を愛でる英国の花飾りは、日本の暮らしに取り入れやすく、繊細で魅力的なテクニックがたくさん詰まっています。すぐに夢中になり、あれからずっといつも傍にお花がある暮らしです。
伝統的なアレンジメントの技術をベースに、現在はオリジナルデザインを制作。
デザインを考える時は、季節の植物をできる限り自然な形で、切り花として長い期間楽しめるテクニックを選ぶことを大切にしています。
レッスンでは、生花の扱い方や理論のご説明をしっかりとお伝えします。
また、暮らしに溶け込むひと工夫があるデザインをご紹介できるように心がけております。初めてフラワーデザインを体験される方から何十年も経験のある方まで、世代を超えて一緒に学ぶスタイルです。お花を通して生まれる新しい発見を共有できることもフラワーデザイン教室の楽しみの一つとなっています。
生花のフラワーデザインをモチーフに花の絵を描いています。
日常生活で飾る花やフラワーアレンジメントの作品を水彩画で描きとめます。必ず生花をモチーフに描くようにしています。
描くことは一刻ごとに変化する植物の状態を観察しながら色を塗り足していく作業です。
長時間にわたって植物と向き合う作業は、見慣れた花々の姿を一瞬一瞬を新しい目で見ることです。毎回フレッシュな気持ちで白い画面に向かう、飽きのこないところが気に入っています。
レッスンでは、基本的な透明水彩画のテクニックをご紹介します。植物から受けるイメージや個々に見え方が違っているはずの色を探しながら描くことを目標とします。
私は絵の勉強を専門にした画家ではないので、絵を上手に描くアドバイスというよりは植物を紙の上にどう表現するか、それを一緒に体験する内容をご提供しています。
千年の保存性があるといわれる和紙に、花々のひと時の姿を表現しています。
和紙は楮や三椏などの非パルプ素材からつくる日本の伝統的な紙です。
一片の紙の、繊細さと強靭さを併せ持った独特の風合いは見飽きることがなく、いつもその存在感に魅せられます。
和紙の個性のひとつである透光性を生かして、植物の透明感やゆらぎを表現するところに面白さを感じています。
無地の陶磁器に上絵付けで絵を描いています。
白い陶磁器に上絵付けを施し装飾をします。描いた器は食器として使用することができます。
Porcelain painting(ポーセリンペインティング)、China painting(チャイナペインティング)、陶絵付け、など様々な呼び方があります。
技法も様々あり、絵柄により使い分けられています。私は平筆を使い、専用のオイルで溶いた顔料を磁器面に薄くのばして絵付けを行う技術で描いています。これは一般的に「アメリカン」と呼ばれるテクニックです。
水彩画のように偶然性も狙って絵具を乗せるアートとは逆で、全て計算されたテクニカルな美をつくるのが陶絵付けの特徴です。
レッスンも同じく「アメリカン技法」を中心にご紹介しています。
「ヨーロピアン技法」「和陶上絵付け」「和陶下絵付け」「磁器粘土細工」の経験もしておりますので、基本的なご質問にお答えすることは可能です。
私の作品の特徴は、透明水彩のような柔らかな色合いをだすことです。
淡く描いた絵を800度 前後で焼成し、またその上から描き焼成する、これを3~6回繰り返してひとつを仕上げます。
多くの作品が完成までに手間と時間がかかり、一度に大量に制作することはできません。
ゆっくりとひとつのものを仕上げたい、集中した時間をもちたいという方に、陶絵付けはぴったりの趣味です。
続けていくと誰でも確実に上達できるので、難しい技術を習得する達成感も感じられます。
不思議なことに、始めは絵を描くことが苦手な方でも練習を重ねると段々と絵心が湧いてきて、どんどん描きたい作品のイメージが出てきます。
水彩画をもとにした様々なイラスト、それを使った花を取り入れたデザインをしています。
植物のイラストを使ったデザインをご提案いたします。
ゴム印や印刷物のデザインから業者発注、納品、現場でのオペレーションのアドバイスまで一貫してご相談ください。
具体的には、商品パッケージや寺社の御朱印など、お花を取り入れたスタイルでコーディネートいたします。
© 2020 Hikaru Evergreen